麗しの皇妃エリザベト : オーストリア帝国の黄昏
著者
書誌事項
麗しの皇妃エリザベト : オーストリア帝国の黄昏
(中公文庫)
中央公論社, 1990.1
- タイトル別名
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Elisabeth d'Autriche
- タイトル読み
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ウルワシ ノ コウヒ エリザベト : オーストリア テイコク ノ タソガレ
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注記
Elisabeth d'Autriche.の翻訳
内容説明・目次
内容説明
世紀末ヨーロッパ随一の美貌を謳われ、世の讃美を一身に集めたオーストリア皇后エリザベト。だが、マイヤーリンクでの皇太子の情死、幼な馴染みのバイエルン王ルートヴィヒ二世の狂死、妹ゾフィの焼死と相次ぐ悲劇に、皇后は旅と乗馬への異様な執着で現実からの逃避をはかる。時代に先んじた自意識ゆえに宮廷生活を厭い、彷徨の果てに自らも異郷の地で凶刄に倒れた美しき皇妃の波爛の生涯。
目次
- 野性の王女
- 囚われの鳥
- 嘲られた皇妃
- 穏やかな和合
- ハンガリア王妃
- 女性君主
- 騎乗の王妃
- 鷲とかもめ
- 傷ついた皇妃
- さまよえる皇妃
- 忘れえぬ人
「BOOKデータベース」 より