人工知能になぜ哲学が必要か : フレーム問題の発端と展開
著者
書誌事項
人工知能になぜ哲学が必要か : フレーム問題の発端と展開
哲学書房, 1990.7
- タイトル別名
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Some philosophical problems from the standpoint of artificial intelligence
Programs with common sense
- タイトル読み
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ジンコウ チノウ ニ ナゼ テツガク ガ ヒツヨウ カ : フレーム モンダイ ノ ホッタン ト テンカイ
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注記
第1部は「Some philosophical problems ...」 (D. Michie ed., Machine intelligence v. 4, p. 463-502) に, 付論として,「Programs with common sense」 (M. Minsky ed., Semantic information processing, p. 403-418) を加えて訳出したもの
参考文献: p239-244
収録内容
- 人工知能の観点から見た哲学的諸問題 / J・マッカーシー, P・J・ヘイズ [著] ; 三浦謙訳
- 一般化フレーム問題の提唱 / 松原仁著
内容説明・目次
内容説明
知的な機械を作ろうとした途端、ひとは哲学の伝統的問題の前に立たされる。知識とは何か、記憶や学習、因果や可能世界、他者や自由とは何か、等々。わけても、状況とはある瞬間の宇宙の全的な状態であるとして、この無限量の情報のうち、何を無視するかというフレーム問題こそ人工知能の最大難問である。その発端をなす名論文と最新研究を収める。
目次
- 第1部 人工知能の観点から見た哲学的諸問題(哲学的諸問題;形式化;諸注意及び未解決の諸問題;文献の議論;常識を持ったプログラム)
- 第2部 一般化フレーム問題の提唱(フレーム問題を考える;フレーム問題にはいくつもの定義がある;コンピュータにおけるフレーム問題は難しい;人間にもフレーム問題は存在する;一般化フレーム問題を提案する;一般化フレーム問題は解決不能である;一般化フレーム問題の擬似解決を研究する;問題設定を変えてもフレーム問題はなくならない)
「BOOKデータベース」 より