ロシア文学裏ばなし : 虫眼鏡で見た作家の周辺

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ロシア文学裏ばなし : 虫眼鏡で見た作家の周辺

工藤精一郎著

(中公新書, 988)

中央公論社, 1990.9

タイトル読み

ロシア ブンガク ウラバナシ : ムシメガネ デ ミタ サッカ ノ シュウヘン

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内容説明・目次

内容説明

プーシキンの「決闘と死」をはじめ、ツルゲーネフの失われた「日記と告白小説」、ドストエフスキーの「罪と罰」の受難、トルストイの「復活」発表時の逸話、ゴーリキイの「どん底」公演余談など、ロシア文学の5大作家の周辺を探訪する。本書は、作家の生きた人間、生臭い対人関係、作品の成立過程の重要なモーメントなどを垣間見せる厖大な資料群から、生の声と生きた事実を掘りおこして描く、秀逸なロシア文学裏ばなしである。

目次

  • プーシキンの決闘と死—同時代人たちの証言
  • プーシキン未亡人のその後—ヴャゼムスキー公爵の狂気
  • 失われた文学遺産—ツルゲーネフの日記と告白小説
  • ポジェドームカ通り界隈—ドストエフスキーの生家
  • ドストエフスキーは変節者か—1849年のロシア社会主義者たち
  • 削られたソーニャ—『罪と罰』の受難
  • 『戦争と平和』余談—2冊の珍本について
  • トルストイと画家パステルナーク—『復活』発表のエピソード
  • モスクワのどん底—ヒートロフカとその住人たち
  • ゴーリキイとパルヴス—『どん底』公演余談

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN05300980
  • ISBN
    • 4121009886
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    234p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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