気候の変化が言葉をかえた : 言語年代学によるアプローチ
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気候の変化が言葉をかえた : 言語年代学によるアプローチ
(NHKブックス, 607)
日本放送出版協会, 1990.10
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キコウ ノ ヘンカ ガ コトバ オ カエタ : ゲンゴ ネンダイガク ニ ヨル アプローチ
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引用文献: p207-210
Description and Table of Contents
Description
言葉はなぜかわるのか。人間活動の所産であることはもちろんだが、巨視的にみれば、自然環境が重要である。なぜなら、気候の変動によって民族移動が起こり、それが言葉の変化をもたらし、ひいては現在の世界の言語分布にいたっているからだ。本書は、地理学の碩学が言語年代学の成果をふまえながら、気候と言語のダイナミックな関連性を一万年の人類史の中で実証するという野心的試みである。
Table of Contents
- 第1部 気候と言語(基礎単語の分布が意味するもの;インド・ヨーロッパ諸語の分布はどうして成立したか;アフリカ諸言語の移動;広大な地域にわたるマライ・ポリネシア諸語;アメリカ大陸の諸語;ウラル・アルタイ諸語;日本語とその周辺)
- 第2部 気候変化と人間の変動(氷河期から高温時代へ;寒冷化がはじまる;3500年前の危機;鉄器扇代初期の寒期;紀元前後の暖期;民族移動の寒期;リトルオプチマム期;リトルアイスエイジ期;現暖期;世界の前線帯)
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