鉄道ゲージが変えた現代史 : 列車は国家権力を乗せて走る
著者
書誌事項
鉄道ゲージが変えた現代史 : 列車は国家権力を乗せて走る
(中公新書, 992)
中央公論社, 1990.11
- タイトル読み
-
テツドウ ゲージ ガ カエタ ゲンダイシ : レッシャ ワ コッカ ケンリョク オ ノセテ ハシル
大学図書館所蔵 件 / 全206件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
関係年表: p 223-224
内容説明・目次
内容説明
ロシアはシベリア鉄道建設(広軌)によって陸路中国に到達可能となり、東アジアに覇を競う列強に衝撃を与えた。日英両国はこれに対抗すべく標準軌による鉄道建設を計画する。当時、鉄道は国家の近代化を示すバロメーターであり、建設された鉄道は国家の勢力範囲そのもので、どのゲージを選ぶかは国家的重大事であった。本書は、十九世紀末から日露戦争、満鉄建設、第二次大戦に至るアジア現代史を、鉄道ゲージを通して検証する。
目次
- 1 シベリア鉄道の脅威と京奉鉄道
- 2 朝鮮半島縦断鉄道の建設
- 3 軍用鉄道の建設と改修
- 4 満韓連絡鉄道建設問題
- 5 満鉄平行線問題
「BOOKデータベース」 より