書誌事項

泉鏡花 : 美と幻想

東郷克美編

(日本文学研究資料新集, 12)

有精堂出版, 1991.1

タイトル読み

イズミ キョウカ : ビ ト ゲンソウ

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注記

参考文献: p261-265

内容説明・目次

内容説明

本叢書は、既発表の研究論文のなかから、従来の研究に大きな意味を持っているもの、あるいは新しい可能性を開拓しているものなどを選択し、各時代・ジャンル・作家・作品ごとに論集として編集し、各研究分野の、基礎的・基本的な情報を、出来る限り有効に提供することを目標としたものです。

目次

  • 鏡花文学の基本構造
  • 鏡花における木精とわらべ唄
  • 泉鏡花・差別と禁忌の空間
  • 死者の棲む山—鏡花のファミリー・ロマンス
  • 『冠彌左衛門』考—泉鏡花の出発
  • 『予備兵』の素材など—観念小説への道
  • 「鴬花径」論—鏡花世界における否定の作用
  • 〈女仙〉の生まれる時
  • 『風流線』の構造—名詮自性を軸にして
  • 『草迷宮』論—鏡花的想像力の特質をめぐって
  • 泉鏡花『朱日記』論序説—〈城下を焼きに参るのぢや〉をめぐって
  • 「南地心中」の成立過程—泉鏡花と大阪
  • 「山海評判記」成立の背景—フォークロアの美学
  • 鏡花と江戸芸文—講談を中心に
  • 泉鏡花と草双紙—「釈迦八相倭文庫」を中心として
  • 泉鏡花と中国文学—その出典を中心に
  • 資料(泉鏡花の『海城発電』;鏡花と眉山を論ず;鏡花に与ふ;風葉と鏡花;泉鏡花と怪談;泉鏡花蔵書目録;鏡花先生の「草双紙」目録;『鏡花全集』作品人名索引)

「BOOKデータベース」 より

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