書誌事項

レイナ川の家

リワイワイ・A・アルセオ著 ; 寺見元恵訳

(現代アジアの女性作家秀作シリーズ)

段々社 , 星雲社 (発売), 1990.12

タイトル別名

Canal de la Reina

タイトル読み

レイナガワ ノ イエ

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注記

原著(Ateneo de Manila, c1985)の翻訳

内容説明・目次

内容説明

清く青い水をたたえ〈女王の川〉と呼ばれたレイナ川。その岸辺で過ごした幼い頃の思い出を胸に生地を訪れたカリダッド。だが、川も辺りの様子も一変。その上、彼女が亡父から受けついだ土地には見知らぬ家が建ち、60がらみの女が店まで出していた。—戦後、スラムと化したマニラ・トンド地区の川べりの土地をめぐって、高利貸ばあさんニョラ・テンタイとカリダッド一家の闘いが始まった。小気味いい下町スラングの会話にのせて、下層階級に君臨する“権力者”や、中流インテリ家庭の人々を鮮やかに描き、マルコス政権下の腐敗する社会とその変わりゆく予兆を巧みに捉えたタガログ語文学の傑作。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN05984343
  • ISBN
    • 4795265070
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    tgl
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    285p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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