漱石とアーサー王傳説 : 『薤露行』の比較文学的研究
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書誌事項
漱石とアーサー王傳説 : 『薤露行』の比較文学的研究
(講談社学術文庫, [973])
講談社, 1991.6
- タイトル別名
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漱石とアーサー王傳説 : 『薤露行』の比較文學的研究
- タイトル読み
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ソウセキ ト アーサー オウ デンセツ : カイロコウ ノ ヒカク ブンガクテキ ケンキュウ
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注記
文献:p355〜359
昭和50年9月に東京大学出版会から刊行されたものの文庫版である
シリーズ番号の記述はカバーによる
内容説明・目次
内容説明
『漱石とアーサー王伝説』は、「『薤露行』の比較文学的研究」という副題を持っている。直接ここで問題とされているのは、短篇『薤露行』である。この小品の意味を解き明かそうとする著者の分析力はきわめて鋭利で、漱石の内部の最も根源的な部分にまで達しているため、それは漱石の全作品につながる。
目次
- 時代的背景と表題の問題
- 本文校訂
- 『漾虚集』の問題—文学と視覚芸術との相関関係を中心として
- 留学以前の漱石とアーサー王伝説
- マロリーと漱石
- 戯曲『キング・アーサー』と漱石—バーン=ジョーンズと漱石
- 漱石と英国世紀末芸術
- テニソンと漱石
- 『薤露行』の構成と主題
- 『薤露行』の意味するもの—漱石の内的経験と文体
「BOOKデータベース」 より