涙の島希望の島 : ネグロスの人々とある神父の物語
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書誌事項
涙の島希望の島 : ネグロスの人々とある神父の物語
朝日新聞社, 1991.5
- タイトル別名
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Revolution from the heart
- タイトル読み
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ナミダ ノ シマ キボウ ノ シマ : ネグロス ノ ヒトビト ト アル シンプ ノ モノガタリ
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注記
文献:p515-517
内容説明・目次
内容説明
1964年、フィリピン・ネグロス島に赴任したコロンバン会の若き宣教師は、人々のあまりの貧しさに強い衝撃を受ける。やがてそれが社会の構造的不正義に由来するものであることに気づき、人々とキリスト教基礎共同体を築いて、改革に挑戦する。目前に多くの非業の死を見、新人民軍の勧誘を受け、バチカン公会議の対抗暴力の承認に困惑し、暴力に本能的な恐怖を感じながらも、彼は人々と共に絶対的非暴力を貫く。マルコス政権によって殺人の冤罪に問われ、国外追放されるまでの20年を、ユーモラスな筆致で描く。
目次
- アイルランドからネグロス島へ
- イロンゴ語の習得と最初の任地
- ネグロスの現実に適応する
- 教会変革のきざし
- 肝炎を病むこと
- 肝炎の快癒とマルコスの戒厳令布告
- 不正義の構造
- 協同組合農場が始まった
- ノラ
- 砂糖農場労働組合の誕生
- 故郷での休暇,そして再びフィリピンへ
- 山岳地方の問題〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より