辞書の世界史 : 粘土板からコンピュータまで
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書誌事項
辞書の世界史 : 粘土板からコンピュータまで
三省堂, 1991.6
- タイトル別名
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Worlds of reference : lexicography, learning and language from the clay tablet to the computer
- タイトル読み
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ジショ ノ セカイシ : ネンドバン カラ コンピュータ マデ
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注記
書誌: p320-327
内容説明・目次
内容説明
ヒトが大脳の外に情報を蓄えるようになってから5000年、ヒトはいかに書き、印刷し、伝達し、教育し、情報を操作してきたのか。古代シュメールの粘土板からプリニウス、アクイナス、ベーコン、コメニウス、ジョンソン、ウェブスター、ロジェ、マレー等の営為を経て、次代のコンピュータによる地球規模の情報ネットワークまで、世界を映し出す鏡としての辞典、百科事典の発展史に、ホモ・サピエンスの未来を探る。
目次
- 心と言葉と世界(知る、照らす、残す—情報を大脳の外に蓄える;情報と第三の世界—はじめに言葉ありき)
- 古代の世界(知識のコンテナ—最初のリファレンス技術;知識のためのシステム—学校と文字、書物と図書館;タクソノミー志向—類、上類、分類;伝道院と修道院—参照と参詣)
- 中世の世界(信仰対理性—真理の要約;知識のエリートたち—「ウニヴェルシタス」)
- 初期近代の世界(全ての知識を全ての人間に—「知り得ること全て」と印刷機;テーマ別かアルファベット順か—辞書編纂の起源;言語混成期—ラテン語と土地言葉)
- 近代の世界(立法志向—権威ある単語集;参照と革命—本来の百科事典;テーマ別の辞書編纂—単語の順序と世界の秩序;アルファベット順の辞書編纂—完結し得ない辞典;普通教育—万人のための辞書;意味の場と概念の領域—型にはまらない語彙の総体;底流と時流—表はアルファベット、裏はテーマ)
- 明日の世界(来るべき世界を形づくる—先端技術の使徒たち;知識、知識、どちらを向いてもまた知識—惑星ネットワーク、地球本)
「BOOKデータベース」 より