ことばが劈 (ひら) かれるとき
著者
書誌事項
ことばが劈 (ひら) かれるとき
(ちくま文庫, [た7-1])
筑摩書房, 1988.1
- タイトル別名
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ことばが劈かれるとき
- タイトル読み
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コトバ ガ ヒラカレル トキ
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注記
1975年思想の科学社刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
からだは、自分と世界とがふれる境界線だ。そこに必死になって生きようとしながら、閉ざされ、病み、ゆがむ“からだ”…。幼時に耳を病んだ著者が、どのようにして“こえ”と“ことば”を回復し、自分と世界とのふれ合いを、また、人間関係のダイナミズムをとり戻していったか—。長く苦しい努力の過程を語りつつ、人間の生き方の根底を照らし出すユニークな一冊。
目次
- 凍っていたノド
- からだとことば
- ことばとの出会い(失われたことば;発語への身悶え;物語と音への目覚め;師・岡倉士朗との出会い)
- からだとの出会い(解体することば;演技=行動するからだ;弓の修行から;こえとの出会い;話しかけのレッスン)
- 治癒としてのレッスン(竹内演劇教室のはじまり;「ふれる」ということ—Sの場合;引き裂かれたからだ—Nの場合;対人恐怖について—WとMの場合;自閉症児とのふれあい—ひろし君の場合;現代社会とこえの歪み;明示性と含意性の統一)
- からだそだて(「からだ」を吟味する;「体育」を「からだそだて」と読む;姿勢について;「からだ」としてのことば;「からだそだて」の観点から見た全教科のパースペクティブ〔ほか〕)
「BOOKデータベース」 より