日本文学と老い
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日本文学と老い
(叢刊・日本の文学 / ドナルド・キーン, 中西進, 芳賀徹編, 19)
新典社, 1991.7
- タイトル読み
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ニホン ブンガク ト オイ
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内容説明・目次
内容説明
日本人にとっての老いとは何か。日本文学作品の中にたち現れる老いのゆたかなイメージを読み解く。
目次
- 1 老いの嘆き—古歌をめぐって
- 2 幸福な老い—日本における老いのイメージ
- 3 老人と恋愛—「老いらくの恋」の源流(「老いらくの恋」と西洋の恋愛観;老人の悲恋—謡曲『恋重荷』;卑賎な老主人公;老人の怨念—『恋重荷』と『綾鼓』;老人の恋は果たして悲恋か;ハッピー・エンドの恋—狂言『枕物狂』;老人と性的所作の芸能;『万葉集』の竹取の翁と9人の娘たち;『竹取物語』と老人の悲恋)
- 4 老人と恋愛—3つの恋物語(与謝蕪村「春風馬堤曲」—老俳諧師と薮入り娘の道行;谷崎潤一郎『瘋癲老人日記』—老いたる舅の恋狂い;川端康成『山の音』—老人の死と愛と夢)
- 5 老人と神
「BOOKデータベース」 より