母性から次世代育成力へ : 産み育てる社会のために
著者
書誌事項
母性から次世代育成力へ : 産み育てる社会のために
新曜社, 1991.9
- タイトル別名
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『母性』をめぐる日独シンポジウム
- タイトル読み
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ボセイ カラ ジセダイ イクセイリョク エ : ウミ ソダテル シャカイ ノ タメ ニ
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注記
内容: はじめに(編者), 第一部: 近代の母性 -- 思想と運動のなかで問う(「近代日本の母性とフェミニズム」-「ナチズム下の「母性」」, コラム「「母性」の誕生と天皇制」-「母子の関係性の誕生」), 第二部: 女のからだの現代史 -- 産む・産まない選択をめぐって(「人工妊娠中絶と女性の自己決定権」-「生殖技術と母性の未来」, コラム「日独の少産化傾向」-「自宅出産の現在」), 第三部: 変わりゆく母性 変わりゆく父性 -- 女の社会参加・男の育児参加のために(「「母性/父性」から「育児性」へ」-「女性解放運動プログラムにおける実践的父性」, コラム「ドイツの女性労働と育児支援システム」, 「ドイツ統一とフェミニズム」), 第四部: 「母性」から「次世代育成力」へ(「次世代育成力」), おわりに(原ひろ子, 舘かおる), 母性をめぐる日独小年表, 事項索引・人名索引, 執筆者一覧
母性をめぐる日独小年表(西山千恵子, 野村明代作成): 巻末p8-14
人名索引,事項索引: 巻末p1-7
「『母性』をめぐる日独シンポジウム」(1990年4月23-24日,於お茶の水女子大学,東京ドイツ文化センター・お茶の水女子大学女性文化研究センター共催)をもとにしたもの
収録内容
- 近代日本の母性とフェミニズム : 母性の権利から産育権へ / 舘かおる [執筆]
- ドイツの母性 : 過去と現在 / 姫岡とし子 [執筆]
- ドイツの母性論争と女性運動 / コーラ・シュテファン [執筆] ; 大貫敦子訳
- ナチズム下の「母性」 / コーラ・シュテファン [執筆] ; 大貫敦子訳
- 「母性」の誕生と天皇制 / 加納実紀代 [執筆]
- 働妻健母 / 渡邊洋子 [執筆]
- 母子の関係性の誕生 / 首藤美香子 [執筆]
- 人工妊娠中絶と女性の自己決定権 : 第二次世界大戦後の日本 / 荻野美穂 [執筆]
- 中絶を罰する刑法二一八条をめぐって : 母性の裏面とドイツの女性たち / 寺崎あき子 [執筆]
- 生殖技術と母性の未来 / 柘植あずみ [執筆]
- 日独の少産化傾向 / 野村明代 [執筆]
- 近代日本の避妊 / 米田素子 [執筆]
- 「「授かる」から「つくる」へ」という思いこみ / 中山まき子 [執筆]
- 自宅出産の現在 / 高橋由紀 [執筆]
- 「母性/父性」から「育児性」へ / 大日向雅美 [執筆]
- 母性概念の変遷 : 職業と子どものはざまに揺れるヨーロッパの女性たち / バーバラ・ズィヒターマン [執筆] ; 泉晶子訳
- 女性解放運動プログラムにおける実践的父性 / バーバラ・ズィヒターマン [執筆] ; 泉晶子訳
- ドイツの女性労働と育児支援システム / 寺崎あき子 [執筆]
- ドイツ統一とフェミニズム / 姫岡とし子 [執筆]
- 次世代育成力 : 類としての課題 / 原ひろ子 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
日本・ドイツの近代的母性の誕生と展開を実証的にあとづけ、「母性」の神話化を脱して〈男女ともに次の世代を産み育てる社会〉への転換を説く。
目次
- 第1部 近代の母性—思想と運動のなかで問う(近代日本の母性とフェミニズム—母性の権利から産育権へ;ドイツの母性—過去と現在;ドイツの母性論争と女性運動;ナチズム下の「母性」)
- 第2部 女のからだの現代史—産む・産まない選択をめぐって(人工妊娠中絶と女性の自己決定権—第二次世界大戦後の日本;中絶を罰する刑法218条をめぐって;生殖技術と母性の未来)
- 第3部 変わりゆく母性 変わりゆく父性—女の社会参加・男の育児参加のために(「母性/父性」から「育児性」へ;母性概念の変遷;女性解放運動プログラムにおける実践的父性)
- 第4部 「母性」から「次世代育成力」へ(次世代育成力—類としての課題)
「BOOKデータベース」 より