江戸幕府・破産への道 : 貨幣改鋳のツケ

書誌事項

江戸幕府・破産への道 : 貨幣改鋳のツケ

三上隆三著

(NHKブックス, 636)

日本放送出版協会, 1991.12

タイトル別名

江戸幕府破産への道 : 貨幣改鋳のツケ

タイトル読み

エド バクフ ハサン エノ ミチ : カヘイ カイチュウ ノ ツケ

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内容説明・目次

内容説明

江戸幕府はなぜ倒壊したのか。財政破綻がその大きな要因の一つだろう。幕府財政は年貢米徴収をその根幹としたため、飛躍的な増収を実現できず、慢性的な赤字に悩むことになる。そこで編み出した打出の小槌は、度重なる貨幣改悪による差益である。それで何とか持ちこたえていた幕府が幕末に直面した外圧—。ペリー来航後の国際条約がもたらしたゴールド・ラッシュは、鎖国下で世界への登場を余儀なくされた日本の苦悩の姿を映し出す。

目次

  • 序章 貨幣経済の誕生
  • 第1章 金銀銅並立の三貨制度
  • 第2章 米遣いの経済から金遣いの経済へ
  • 第3章 出目を生み出す幕府の赤字財政
  • 第4章 金本位制度の出現
  • 第5章 ペリー来航後の日米経済摩擦
  • 終章 両から円へ

「BOOKデータベース」 より

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