豊かな国、貧しい国 : 荒廃する大地

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豊かな国、貧しい国 : 荒廃する大地

本山美彦著

(シリーズ現代の経済)

岩波書店, 1991.12

タイトル読み

ユタカナ クニ、 マズシイ クニ : コウハイ スル ダイチ

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内容説明・目次

内容説明

ソ連社会主義体制の崩壊にともなって冷戦体制が終結し、経済力優先の時代が到来した。先進国間だけでなく、先進国と途上国、また途上国同士の間においても熾烈な「経済戦争」が展開し、世界はさまざまな紛争が噴出する不安定な状態に突入した。そのようななか、弱い立場の途上国の疲弊は深刻化の一途を辿り、さらに地球規模の深刻な環境破壊が事態の悪化に手を貸している。ソ連・東欧圏の途上国化という新たな情況をも見据えながら、この地球的課題解決の糸口を、多角的に探る「地球時代」の新しい世界経済論。

目次

  • 第1章 途上国の絶望的な貧しさ
  • 第2章 途上国農業と環境破壊
  • 第3章 近代的農法の落とし穴
  • 第4章 農産物貿易摩擦
  • 第5章 過剰潅漑と農地の荒廃
  • 第6章 危険なエネルギーのハード・パス
  • 第7章 途上国債務の浪費
  • 第8章 買いたたかれる途上国の債務
  • 第9章 世界システムと国家
  • 第10章 民族紛争とソ連・東欧圏の途上国化

「BOOKデータベース」 より

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