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ギリシア案内記

パウサニアス著 ; 馬場恵二訳

(岩波文庫, 青(33)-460-1, 2)

岩波書店, 1991.12-1992.2

タイトル別名

Ελλαδος περιηγησις

Graeciae descriptio

タイトル読み

ギリシア アンナイキ

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注記

2世紀の原著の抄訳

翻訳の底本: Pausaniae Graeciae descriptio / edidit Maria Helena Rocha-Pereira. Leipzig : Teubner, 1973-1981. 3 vols.

パウサニアス校訂本と参考文献: 上巻p314-324

ギリシア史年表: 上巻巻末p1-19

参考文献: 下巻p432-438

収録内容

  • 上:第1巻 アッティカ
  • 下:第2巻 コリント、アルゴリス ; 第10巻 フォキス

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003346013

内容説明

2世紀後半、ギリシア全土の山間僻地まで精力的に取材して記した詳細な案内記。巧みに設定した順路に沿って名所旧跡を案内し、そこに伝わる行事、宝物、ゆかりの神話を語る。他の文献にはない伝承を数多く伝えており、現代の旅行者にとっても秀抜な旅行案内であると同時に、古代ギリシア研究に不可欠な基本資料である。

目次

第1巻 アッティカ(アッティカ(スニオン;アテネの外港ペイライエウス;ファレロンとその近辺;ファレロン街道からアテネ市内へ ほか);メガリス(メガラ地方)(メガラ古史;メガラ市内案内—テアゲネスの泉場など;アクロポリスのひとつ「カリア」;メガラ市内北側と近郊 ほか))
巻冊次

下 ISBN 9784003346020

内容説明

2世紀に書かれた古代ギリシア旅行案内書。本巻では、コリントを振り出しにアルゴリス地方(原書第2巻)、フォキス地方(同第10巻)を案内、コリントでは王女メデイアの古伝を語り、ミケネ遺跡では獅子門をくぐりアガメムノンの墓を尋ねる。

目次

  • 第2巻 コリント、アルゴリス(コリントの名称由来と現状;コリント地峡(イストモス);ポセイドンの聖所;外港レカイオンとケンクレアイ ほか)
  • 第10巻 フォキス(フォキス史;パノペウス;ダウリス;ダウリスからデルフォイまで ほか)

「BOOKデータベース」 より

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