フロイトのウィーン
著者
書誌事項
フロイトのウィーン
みすず書房, 1992.3
- タイトル別名
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Freud's Vienna and other essays
- タイトル読み
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フロイト ノ ウィーン
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内容説明・目次
内容説明
ダッハウとブーヒェンヴァルトのナチ強制収容所生活を生き延び、アメリカ亡命後シカゴ大学付属ソニア・シャンクマン養護学校で30年間自閉症児の治療に尽くしたベッテルハイム。本書はその生涯にわたる関心の有りようを生き生きと伝え、一風変わった“自伝ならざる自伝”ともなった。18篇のエッセイを収録する本書は、「フロイトと精神分析」「子どもたちとわたし」「ユダヤ人と強制収容所」の3部からなる。
目次
- 第1部 フロイトと精神分析(フロイトのウィーン;ベルクガッセ19番;わたしは精神分析をどう学んだか;2つのフロイト観;ある秘められた非対称性;ライオネル・トリリングの文学論と精神分析論)
- 第2部 子どもたちとわたし(自分の一生に決定的な意味をもった書物;映画芸術;育った都市についての幼児期の印象;子どもたちと博物館;子どもたちとテレビ;練達した教師と非凡な生徒;野生児と自閉症児)
- 第3部 ユダヤ人と強制収容所(ヤヌシュ・コルチャック—われわれの時代のための物語;人類への希望;ホロコーストの子どもたち;ダッハウにもどってきて;ゲットー的思惟からの解放)
「BOOKデータベース」 より