カー・デザインの潮流 : 風土が生む機能と形態
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カー・デザインの潮流 : 風土が生む機能と形態
(中公新書, 1083)
中央公論社, 1992.7
- タイトル読み
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カー デザイン ノ チョウリュウ : フウド ガ ウム キノウ ト ケイタイ
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内容説明・目次
内容説明
19世紀後半の自動車の発明により、人間はかつてない生活の激変を経験することになった。しかし、ヨーロッパ、アメリカ、日本という現代の自動車先進地域は、それぞれ、気候風土、社会牲活の様態が全く異なっていたため、自動車の製造思想も利用意識も際立った差異を見せることになった。本書は、長年自動車設計の現場に携わった著者が、ともすれば「外観」と同義と思われてきたデザインを通して、自動車社会が目ざすものを探る。
目次
- 第1章 昭和から平成への流れに漂うデザイン—乗り手の好み、作り手の思想
- 第2章 デザインの源流を探って—西欧文明と近代資本主義の中で
- 第3章 時代を映すデザイン—空力デザインと「戦争と平和」
- 第4章 アメリカのマーケットとデザイン—デイヴィー・クロケットとドリームカーとT型モデル
- 第5章 ヨーロッパのマーケットとデザイン—伝統・独自性の尊重とノブレス・オブリージュ
- 第6章 日本のマーケットとデザイン—伝統的思想とからくりの意匠
- 第7章 デザインの地域特性とは何か—みんなが自分を演じること
- 第8章 カー・デザインのゆくえ—車社会が生き延びるために
「BOOKデータベース」 より