金利・為替・株価の政治経済学
著者
書誌事項
金利・為替・株価の政治経済学
(シリーズ現代の経済)
岩波書店, 1992.8
- タイトル別名
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金利為替株価の政治経済学
- タイトル読み
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キンリ カワセ カブカ ノ セイジ ケイザイガク
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注記
参考文献: p259-266
内容説明・目次
内容説明
本書は、1985年以降におけるいわゆる「バブルの生成と崩壊」という金融市場激動の軌跡を金利・為替・株価の変動メカニズムの問題として捉え、変動の全体像を鮮やかに解明する。経済・金融変動の予見可能性を理論的に考察するとともに、経済現象を理解する上で、経済政策の決定にかかわるポリティカルな側面の考察が不可欠であることを具体的に論証。金融ビジネスの最前線にいる人々の知的かつ実践的な要請にも応える刺激的な「現実解明のための経済学」。
目次
- 第1章 バブルの物語(バブルの崩壊;1985年から1990年の金融変動;為替変動と過剰流動性;金融変動解明への招待状)
- 第2章 金利(金利とは何か;景気と金利;物価変動;長短金利差の経済学;I‐Sバランスと金利;マネーサプライ;短期金融市場の政治経済学;金融政策論)
- 第3章 為替(為替レートの基礎知識;国際通貨制度の変遷;1985年以降の為替相場;為替市場の需給分析;為替需給の決定要因;為替市場の政治経済学)
- 第4章 株価(株式とは何か;株価の理論;日本の株価変動;資産価格と経済政策)
- 第5章 1990年代の経済金融構造と日本の対応(金融ビジネスの地殻変動;戦略的経済政策論)
「BOOKデータベース」 より