極限に面して : 強制収容所考
著者
書誌事項
極限に面して : 強制収容所考
(叢書・ウニベルシタス, 382)
法政大学出版局, 1992.9
- タイトル別名
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Face à l'extrême
- タイトル読み
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キョクゲン ニ メンシテ : キョウセイ シュウヨウジョ コウ
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注記
原著 (Editions du Seuil, 1991) の翻訳
参考文献: 巻末p6-10
内容説明・目次
内容説明
今世紀の全体主義体制—ナチズムとスターリン体制下の強制収容所からの生還者の証言や日記・物語を介して、極限状況に生きた人々の生のモラルを個人と、個人の基本的関係において考察しつつ、今日の日常的世界のモラルと比較対照し、人間の普遍的な倫理を問い直す。
目次
- プロローグ(ワルシャワへの旅;道徳に席はあるか?)
- 英雄でも聖人でもなく(ヒロイズムと聖性;尊厳;気遣い;精神の働き)
- 怪物でも獣でもなく(普通の人々;細分化;非人格化;権力の享受)
- 悪を前にして(非暴力と諦念;闘いの形態;ものを言い、判断し、理解すること)
「BOOKデータベース」 より