風土の日本
著者
書誌事項
風土の日本
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1992.9
- タイトル別名
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Le sauvage et l'artifice : les Japonais devant la nature
風土の日本 : 自然と文化の通態
- タイトル読み
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フウド ノ ニホン
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注記
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底本: 「風土の日本 : 自然と文化の通態」(筑摩書房, 1988年9月刊)
内容説明・目次
内容説明
自然を神の高みに置くかと思えば、無謀な自然破壊を平気でやってのける日本人。この自己矛盾をささえている日本の風土とはいったい何だろうか?和辻哲郎『風土』をその方法において乗り越え、新たな〈自然〉概念を提唱する本書は、卓抜の哲学的思考の書物であると同時に、最高級の日本論である。
目次
- 出発点—あいまいな場所、ある日曜日
- 1 基本要素の生気(気象;山水;草木)
- 2 風土の理(野生の自然、構築された自然)
- 3 現実の構築(自然の現われ出る裂け目;住まう;景化する;もうひとつの自然、もうひとつの存在)
- 帰還
「BOOKデータベース」 より