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徒然草

久保田淳著

(岩波セミナーブックス, 105 . 古典講読シリーズ||コテン コウドク シリーズ)

岩波書店, 1992.10

タイトル読み

ツレズレグサ

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内容説明・目次

内容説明

『徒然草』は処世哲学の書か。鬼女の噂に引かれ出、賀茂の競馬を見物する物見高さ。田地を買い求め、また関東の情報をもつのはなぜなのか。兼好の素顔を明らかにするとともに、徹底した観察眼によって書かれた作品内部からは、その女性観、人間観、信仰、美意識などを探り、さまざまな相貌をみせる作品世界に迫る。

目次

  • 鬼女の噂—物見高い兼好
  • 院の御桟敷—中世京都の都市空間
  • 賀茂の競馬
  • 兼好の生没と出家の年
  • 兼好と堀河家
  • 兼好の関東体験
  • 兼好は東男か
  • 悲田院の尭蓮上人—兼好の吾妻人に対する意識
  • 徒然草の成立
  • 兼好ごのみの女性
  • 飲酒論
  • 感覚的なものから内面的なものへ
  • 心の観察と現実に対する認識
  • 日本的なものへの親和

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN08168198
  • ISBN
    • 4000042548
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    208p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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