徒然草
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徒然草
(岩波セミナーブックス, 105 . 古典講読シリーズ||コテン コウドク シリーズ)
岩波書店, 1992.10
- タイトル読み
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ツレズレグサ
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内容説明・目次
内容説明
『徒然草』は処世哲学の書か。鬼女の噂に引かれ出、賀茂の競馬を見物する物見高さ。田地を買い求め、また関東の情報をもつのはなぜなのか。兼好の素顔を明らかにするとともに、徹底した観察眼によって書かれた作品内部からは、その女性観、人間観、信仰、美意識などを探り、さまざまな相貌をみせる作品世界に迫る。
目次
- 鬼女の噂—物見高い兼好
- 院の御桟敷—中世京都の都市空間
- 賀茂の競馬
- 兼好の生没と出家の年
- 兼好と堀河家
- 兼好の関東体験
- 兼好は東男か
- 悲田院の尭蓮上人—兼好の吾妻人に対する意識
- 徒然草の成立
- 兼好ごのみの女性
- 飲酒論
- 感覚的なものから内面的なものへ
- 心の観察と現実に対する認識
- 日本的なものへの親和
「BOOKデータベース」 より