精神科の診察室
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書誌事項
精神科の診察室
(中公文庫)
中央公論社, 1989.3
- タイトル読み
-
セイシンカ ノ シンサツシツ
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内容説明・目次
内容説明
ストレスがたまっているだけさ、と軽く考えていないだろうか。肉親のあいだでの、組織の中での、隣近所との関わりでの対立といざこざ—それがもたらす思わぬ結果とその処方を、身近な具体例から考える。
目次
- 金曜日の新幹線
- 年輪の重みは疲労の重み
- 廃人同様になったビジネスマン
- 季節の変化に気をつけよう
- 木の芽どきは神経症の季節
- 妻が母親の役割を忘れたとき
- 父親即会社への甘え
- 知ってしまった父の近親関係
- ここまできたら、もう遅い
- 肉親の対立に翻弄されて
- 争う同居三世代
- 出勤恐怖症に陥った営業マン
- 家庭の崩壊は梅雨時に始まった
- 登校拒否症の治療薬
- うつ病はうつるか
- 自殺に追いやった後違症
- ある精神科医の死
- 海外赴任者の人選をする時
- 予防こそ最良の治療
- 父親にいた隠し子
- “うかつ”な交際
- 降圧剤が招いた妄想〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より