自然誌の終焉 : 18世紀と19世紀の諸科学における文化的自明概念の変遷
著者
書誌事項
自然誌の終焉 : 18世紀と19世紀の諸科学における文化的自明概念の変遷
(叢書・ウニベルシタス, 392)
法政大学出版局, 1992.12
- タイトル別名
-
Das Ende der Naturgeschichte : Wandel kultureller Selbstverständlichkeiten in den Wissenschaften des 18. und 19. Jahrhunderts
- タイトル読み
-
シゼンシ ノ シュウエン : 18セイキ ト 19セイキ ノ ショカガク ニオケル ブンカテキ ジメイ ガイネン ノ ヘンセン
大学図書館所蔵 件 / 全219件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
文献一覧: 巻末p21-69
内容説明・目次
内容説明
自然誌的思考から発生学的思考へ。18世紀から19世紀へ移行するヨーロッパ科学思想史において、伝統的な〈自然誌〉の時代が解体し近代諸科学に分化・発展する過程を、リンネ・ビュフォン、ダーウィンらの思想と方法および厖大な文献を引証し解き明かす。
目次
- 自然誌の終焉—18世紀と19世紀の科学史における時間化と脱歴史(年代記の危機;経験圧と時間化;進歩の加速と克服;自然誌と歴史との分離;自然誌の時代;自然誌から自然の歴史へ;疾病記述から病歴へ;自然への復帰—気象学と医学;ラヴォアジエの時代—定期刊行物;科学の革命と政治の革命;自然誌の延命)
- 著者としての科学者—ビュフォンの微妙な名声(自然誌と文学;文体批評;フランスのプリニウス;ビュフォンとリンネ;貴族と動物学)
- 正常と異常—19世紀における生命科学と社会科学の相互関係
- 気質の変化と科学史
「BOOKデータベース」 より