書誌事項

呉書

小南一郎訳

(ちくま学芸文庫, [チ-1-6]-[チ-1-8] . { 正史三国志 / 陳寿著 ; 裴松之注 ; 小南一郎訳||セイシ サンゴクシ } ; 6-8)

筑摩書房, 1993

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タイトル読み

ゴショ

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注記

1989年4月20日、筑摩書房より刊行された世界古典文学全集第24巻C 「三国志」3の一部分である。

テキスト: 1959年12月 中華書局刊の標点本

魏書1-4(正史三国志1-4)は別書誌<BN08538297>

蜀書(正史三国志5)は別書誌<BN08938127>

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784480080462

内容説明

呉王朝の礎石を築いた「江東の小覇王」孫策は、二十六歳でテロルに倒れた。兄の覇業を完成させた孫権は、賢者と能士をよく用い、忍耐強くて堅実であったが、猜疑心も強かった。晩年には寵姫に溺れ、八歳の末子を太子に立てて禍根を残した。本冊には、孫堅と孫策、呉主孫権、三人の嗣主、それぞれの夫人たち、宗室の孫静や孫賁、内政のブレーン張昭らの伝、すなわち「呉書」第一〜第七を収める。
巻冊次

2 ISBN 9784480080882

内容説明

呉の兵は強かった。それは彼らが、戦さで一旗挙げようとする、フロンティアの若いあぶれ者だったからである。呉は名将にも恵まれていた。周瑜と魯粛は赤壁で魏軍を破り、呂蒙は関羽を生捕りにし、陸遜は劉備の報復軍を退け、陸抗は怒涛のような西晋軍を食い止めた。呉はフロンティアの常として山越という異民族に悩まされたが、呂岱や周魴はその内患をよく処理した。「呉書」第八〜第十五を収める。

目次

  • 張厳程〓薛伝第8
  • 周瑜魯粛呂蒙伝第9
  • 程黄韓蒋周陳董甘〓徐潘丁伝第10
  • 朱治朱然呂範朱桓伝第11
  • 虞陸張駱陸吾朱伝第12
  • 陸遜伝第13
  • 呉主五子伝第14
  • 賀全呂周鍾離伝第15
巻冊次

3 ISBN 9784480080899

内容説明

呉王朝の衰退は、晩年の孫権が後継者選定を誤ったときから始まっていた。幼主孫亮のもとでは宗室の孫峻たちが専横を極め、つづく孫休は学問に耽って政治を無能な寵臣にゆだね、最後の孫晧に至っては、滅亡を予感してか狂行を繰り返し、人心を失い尽していた。本終冊には「呉書」第十六〜第二十を収め、詳細な年表・人名索引ほかを付す。

目次

  • 潘濬陸凱伝第十六
  • 是儀胡綜伝第十七
  • 呉範劉惇趙達伝第十八
  • 諸葛滕二孫濮陽伝第十九
  • 王楼賀韋華伝第二十
  • 『三国志注』を上る表

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN09649114
  • ISBN
    • 4480080465
    • 4480080880
    • 4480080899
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    chi
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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