応仁の乱と日野富子 : 将軍の妻として、母として
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応仁の乱と日野富子 : 将軍の妻として、母として
(中公新書, 1157)
中央公論社, 1993.10
- タイトル読み
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オウニン ノ ラン ト ヒノ トミコ : ショウグン ノ ツマ トシテ ハハ トシテ
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内容説明・目次
内容説明
畠山家の家督をめぐる内紛は、足利義政の無力な裁定のために次期将軍職継承に波及、争いはやがて京の都を焼く大乱へと拡大する。政治に興味を失った夫に代わり、若い新将軍義尚を支えて富子は活発に働く。しかし、これを見る人々の目には悪女の姿に映った。権力の座近くにあるために誤解されやすかった富子の実像とは。一条兼良らとの交流、周辺の証言を得て、乱世混迷に身を晒された人々の「今を生きる知恵と哀しみ」を描く。
目次
- 第1章 応仁の乱と京の人々
- 第2章 戦乱と疎開さまざま
- 第3章 終戦と戦後
- 第4章 室町庶民の女と富子
- 第5章 一条兼良の富子への想い
- 第6章 「七夕歌合」に探る日野富子
- 第7章 〈余滴〉富子と義政—同朋衆からの視点
「BOOKデータベース」 より