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異文化を生きた人々

平川祐弘編

(叢書比較文学比較文化, 2)

中央公論社, 1993.10

タイトル読み

イブンカ オ イキタ ヒトビト

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注記

執筆: 井戸桂子ほか

内容説明・目次

内容説明

大黒屋光太夫、ラフカディオ・ハーンなど、時代や地域を越えて、複数の文化に跨って生きた人々の眼差しを共有する。

目次

  • 異文化を生きた人々
  • 徐光啓と「夷狄」—中国の比較思想
  • 寂室元光—孤高の入元僧
  • 洪大容—十八世紀の交友論の系譜と関連して
  • 内なる外国—本居宣長と中国
  • ロシアを生きた光太夫
  • 一身二生の人—福沢諭吉における比較文化論者としての主体性
  • 「海外蓬瀛別に天あり」—黄遵憲の日本理解
  • 明治十九年、アメリカからの来訪者—アダムズとラファージの相反する日本理解
  • 日露戦争時のニコライの日記
  • 書物の誘惑、女性の発見—森田草平の世界
  • 多言語状況を生きる作家—タゴールとグギ・ワ・ジオンゴを論じて
  • 豊饒な黄昏—周作人とヨーロッパの世紀末
  • 洋行帰りの苦悶—荷風の『新帰朝者日記』から『下谷叢話』へ
  • デュレを囲む群像—ジャポニスムの一側面
  • 鎮魂と慰霊の語り手、小泉八雲—夢幻能との比較を手がかりに
  • ラフカディオ・ハーン—世紀末のパフォーマー
  • 竹山道雄の文化遍歴—ハーンとの関係を中心に
  • 赤裸々の人間讃歌—キャサリン・ザンソムの東京時代

「BOOKデータベース」 より

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