書誌事項

近代アジア精神史の試み

松本健一著

(中公叢書)

中央公論社, 1994.1

タイトル読み

キンダイ アジア セイシンシ ノ ココロミ

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関連年表: p251-255

内容説明・目次

内容説明

停滞から抵抗、そして成長へ。中国の太平天国の乱は1851年、朝鮮の「東学」開教は1860年、日本で松陰が「国体論」を独創して外国に対抗したのが1856年。その共時性に着目して展開する精神のドラマ。

目次

  • 序章 「アジア」の共時性と日本
  • 第1章 民族意識の芽生え
  • 第2章 アジアの自己認識—日本の場合
  • 第3章 国体論の比較学—日本と中国
  • 第4章 「抵抗」としてのアジア
  • 第5章 抵抗と国体
  • 第6章 「インドの魂」
  • 第7章 孤立する自覚者—ファン・タインザン
  • 第8章 軍人=国民のクーデター
  • 第9章 歴史としての「アジアは一つ」
  • 第10章 幻影の「共存共栄」
  • 第11章 アジアの自己解放
  • 終章 「世界史のゲーム」の時代に

「BOOKデータベース」 より

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