ヴェネツィア貴族の世界 : 社会と意識

書誌事項

ヴェネツィア貴族の世界 : 社会と意識

永井三明著

刀水書房, 1994.2

タイトル読み

ヴェネツィア キゾク ノ セカイ : シャカイ ト イシキ

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注記

参考文献: p268〜277

年表: p278〜331

内容説明・目次

内容説明

本書はヴェネツィア貴族階級を中核として、第一にいかにしてこの階級が成立したか(十四世紀)、また貴族階級とルネサンス人文主義との関係はどのようなものであったか(十五世紀)、十六世紀の貴族階級と諸文化とのかかわりをくわしく紹介し、更には彼らの意識が時代とともに変質してヴェネツィア共和国の衰退とともに下降の運命を辿っていった次第を述べようとしたものである。

目次

  • 第1章 ヴェネツィア貴族階級の確立と意識の変化
  • 第2章 ヴェネツィア人文主義と貴族階級—バルバロ家の二人
  • 第3章 カンブレー同盟戦争と貴族階級の意識—ガスパロ・コンタリーニの思想
  • 第4章 一貴族の苦渋—マリン・サヌートの『日記』と政治生活の挫折
  • 第5章 反逆の文化と貴族階級—1530〜60年の社会と文化
  • 第6章 ヴェネツィア歴史記述の展開と貴族階級の危機
  • 第7章 ヴェネツィア貴族階級の衰退

「BOOKデータベース」 より

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