両から円へ : 幕末・明治前期貨幣問題研究

書誌事項

両から円へ : 幕末・明治前期貨幣問題研究

山本有造著

ミネルヴァ書房, 1994.2

タイトル別名

両から円へ : 幕末明治前期貨幣問題研究

タイトル読み

リョウ カラ エン エ : バクマツ・メイジ ゼンキ カヘイ モンダイ ケンキュウ

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注記

文献: p329-336. 関係法令年表: p337-340

内容説明・目次

内容説明

「円」の誕生の物語は幾多の先行業績をもつ。日本貨幣史の近世から近代への連続性に注目しつつ、誕生期の「円」の実態構造を解明し、複合存在としての「円」の相互関係の検証を通して、貨幣史研究を歴史統計分析へと拡大する。

目次

  • 序章 明治維新期の財政と通貨
  • 第1部 「円」の成立(万延二分金考—幕末・維新期の基準通貨;内ニ紙幣アリ外ニ墨銀アリ—大隈財政期の通貨構造;金銀本位制論—「貨幣法」成立前史;円銀始末—英領海峡植民地における円銀流通とその終焉)
  • 第2部 貨幣市場と貨幣相場(横浜洋銀相場の生成と消滅;金円・銀円・紙円の関係について)
  • 第3部 経済計算の貨幣的問題(両・円切替期における通貨と記帳—大阪・山口家勘定帳および備後府中・延藤家勘定帳の事例に即して;明治前期財政統計における金・銀・紙混計問題—明治14年度正貨予算書の分析を中心に;幕末・明治前期の通貨構造)

「BOOKデータベース」 より

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