書誌事項

日本文化の形成

宮本常一著

(ちくま学芸文庫)

筑摩書房, 1994

タイトル読み

ニホン ブンカ ノ ケイセイ

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注記

内容: 上: 講義1. 中: 講義2. 下: 遺稿

宮本常一年譜: 下: p[195]-226

底本: 「日本文化の形成」全3巻(そしえて, 1981年12月刊).

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784480081179

内容説明

「宮本民俗学」として巨大な足跡を残した宮本常一が、その最晩年、終生のテーマであった民族文化の源流をもとめて展開する講義。生涯にわたる学問をもとにしつつ、考古学・歴史学・民族学などの新しい知見を積極的に受けとめ、東アジアを視野におさめた民俗学的古代学の試み。

目次

  • 縄文の後裔
  • 渡来人と稲作
  • 征服王朝と祭祀王朝
  • 竪穴のくらしと土蜘蛛
  • 稲作と鉄
  • 短粒米と長粒米・稲作の広がり
  • 倭の風俗
  • 倭と大和朝廷
  • 大陸と列島弧
  • 古代アジアの農耕
  • 騎馬民族の渡来〔ほか〕
巻冊次

中 ISBN 9784480081186

内容説明

「宮本民俗学」として巨大な足跡を残した宮本常一が、その最晩年、終生のテーマであった民族文化の源流をもとめて展開する講義・続。民族学博物館でのシンポジウムの報告をふくめて、他の研究分野の新知見をとりこみ、東アジアを視野におさめた民俗学的古代学の試み。

目次

  • イモと畑作
  • 農具としての鉄
  • 根栽植物と雑穀と日本文化
  • 北の文化ベルト
  • 農耕技術と文化
  • イネの道—渡部忠世氏『稲の道』にふれて
  • 農耕における南と北〈文化の複合〉—中尾作助氏「照葉樹林文化」論にふれて
  • 環境考古学の周辺—安田喜憲氏『環境考古学事始』にふれて
  • 家畜と農耕—民博シンポジウムから
  • 銅と日本文化
  • 日本文化と生産基盤
  • 瀬戸内海文化の系譜
巻冊次

下 ISBN 9784480081193

内容説明

「宮本民俗学」として巨大な足跡を残した宮本常一が、終生のテーマであった民族文化の源流をもとめて新たに展開し、遺稿となった論考。生涯にわたる学問をもとにしつつ、考古学・歴史学・民族学などの新知見をとりこみ、海をこえて東アジアを視野におさめた民俗学的古代学。

目次

  • 1 日本列島に住んだ人びと
  • 2 日本文化にみる海洋的性格
  • 3 日本における畑作の起源と発展
  • 付 海洋民と床住居

「BOOKデータベース」 より

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