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幻想のディスクール : ロマン派以降のドイツ文学

荒木英行 [ほか] 編

(ドイツ文学研究叢書, 10)

鳥影社 , 青雲社 (発売), 1994.2

Title Transcription

ゲンソウ ノ ディスクール : ロマンハ イコウ ノ ドイツ ブンガク

Available at  / 110 libraries

Note

その他の編者: 木村英二, 松井勲, 三谷研爾, 山本佳樹

内容: はしがき(編者), 第一章: 歴史のなかの幻想(「ティークの『友だち』」-「ゲオルク・ハイムのファンタジーについて」), 第二章: 幻想の語り(「ハインリヒ・ハイネと幻想」-「思い出という魔窟」), 第三章: 言語と幻想(「ジャン・パウルの「歪んだ真珠」」-「変身の言語」), 第四章: 幻想の迷宮(「幻想としての自伝」-「トーマス・マンのエロティックファンタジー」), 作品名等索引, 人名索引, 執筆者一覧

Contents of Works

  • ティークの『友だち』 : 夢と幻想の視点から / 梅澤知之 [執筆]
  • ホフマンの『石の心臓』 : 幻想とその現実化のメチエ / 荒木英行 [執筆]
  • 歴史記述と詩的想像力(ファンタジー) : アルニムの『王冠の守護者たち』をめぐって / 阪井葉子 [執筆]
  • シュトルムの『白馬の騎手』 : 写実主義の幻想文学 / 松井勲 [執筆]
  • ゲオルク・ハイムのファンタジーについて : 『狂人』を中心に / 栗林澄夫 [執筆]
  • ハインリヒ・ハイネと幻想 : 『フィレンツェの夜』論 / 高池久隆 [執筆]
  • ホーフマンスタールの『騎兵物語』における幻想と語り / 林湛秀 [執筆]
  • シュニッツラーの『予言』について / 宮本春美 [執筆]
  • ムージルの『黒つぐみ』について / 中川一成 [執筆]
  • 思い出という魔窟 : 『マルテの手記』における時間化作用 / 中村靖子 [執筆]
  • ジャン・パウルの「歪んだ真珠」 : 言語の形象性・立体性と幻想的可能性について / 中川慎二 [執筆]
  • 書くことから物語ることへ : カフカの『観察』と『判決』 / 三谷研爾 [執筆]
  • ベンヤミンにおける「敷居」と幻想 / 木村英二 [執筆]
  • 変身の言語 : カネッティの『眩暈』について / 北島玲子 [執筆]
  • 幻想としての自伝 : デュレンマットの『チベットの冬の戦争』を中心に / 山本佳樹 [執筆]
  • ハンス・ヘニー・ヤーンの『鉛の夜』 : 迷宮と「物語」 / 渡辺哲雄 [執筆]
  • ノサックの『不可能な証拠調べ』について / 高坂純子 [執筆]
  • エンデの『はてしない物語』 / 中村茂裕 [執筆]
  • トーマス・マンのエロティックファンタジー / 林進 [執筆]

Description and Table of Contents

Table of Contents

  • 第1章 歴史のなかの幻想(ティークの『友だち』—夢と幻想の視点から;ホフマンの『石の心臓』—幻想とその現実化のメチエ;歴史記述と詩的想像力—アルニムの『王冠の守護者たち』をめぐって;シュトルムの『白馬の騎手』—写実主義の幻想文学;ゲオルク・ハイムのファンタジーについて—『狂人』を中心に)
  • 第2章 幻想の語り(ハインリヒ・ハイネと幻想—『フィレンツェの夜』論;ホーフマンスタールの『騎兵物語』における幻想と語り;シュニッツラーの『予言』について;ムージルの『黒つぐみ』について;思い出という魔窟—『マルテの手記』における時間化作用)
  • 第3章 言語と幻想(ジャン・パウルの「歪んだ真珠」—言語の形象性・立体性と幻想的可能性について;書くことから物語ることへ—カフカの『観察』と『判決』;ベンヤミンにおける「敷居」と幻想;変身の言語—カネッティの『眩暈』について)
  • 第4章幻想の迷宮(幻想としての自伝—デュレンマットの『チベットの冬の戦争』を中心に;ハンス・ヘニー・ヤーンの『鉛の夜』—迷宮と「物語」;ノサックの『不可能な証拠調べ』について;エンデの『はてしない物語』;トーマス・マンのエロティックファンタジー)

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