天平の僧行基 : 異能僧をめぐる土地と人々
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書誌事項
天平の僧行基 : 異能僧をめぐる土地と人々
(中公新書, 1178)
中央公論社, 1994.3
- タイトル読み
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テンピョウ ノ ソウ ギョウキ : イノウソウ オ メグル トチ ト ヒトビト
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注記
参考文献: p214-218
内容説明・目次
内容説明
奈良時代、寺院建設はもちろん、道路や河川・池溝の整備や掘削、あるいは架橋と、多くの事業を行ったという行基の実像は俗説の奥に隠れて未だ明らかではない。行基はなぜこれほど多くの事業を成し得たのか。行基像、あるいはその背景を、文献資料だけでなく、事業の足跡を実地に検証するとともに、彼の行動の背後にある有力な渡来人と技術集団、また同時に彼らによりもたらされた神や神仙思想を、行基八十余年の生涯にとらえる。
目次
- 1 菅原寺—行基入滅
- 2 家原寺のあたり—行基の原風景
- 3 飛鳥へ—出家と修行
- 4 禁圧の風景—行基は呪術者だったか
- 5 都鄙周遊—道・水路・橋
- 6 池溝開発と四十九院—したたかな宗教者
- 7 遷都と大仏建立—異能の人
「BOOKデータベース」 より