統一ヨーロッパへの道 : シャルルマーニュからEC統合へ
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書誌事項
統一ヨーロッパへの道 : シャルルマーニュからEC統合へ
岩波書店, 1994.4
- タイトル別名
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The idea of European Unity
- タイトル読み
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トウイツ ヨーロッパ エノ ミチ : シャルルマーニュ カラ EC トウゴウ エ
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注記
原著 (Leicester University Press, 1992) の全訳
監訳: 田中俊郎
文献一覧: 巻末p13-19, 索引: 巻末p1-11
内容説明・目次
内容説明
1993年11月、EC(欧州共同体)はEU(欧州連合)へ統合の新たな一歩を踏み出した。わが国では、1950年代に始まったこの統合の流れを、市場統合・通貨統合といった経済的側面からのみ分析し、その歴史的・思想的背景を軽視する傾向がある。そのため、14世紀以降なんども表明されてきた、ヨーロッパ統一への人々の願いと構想はほとんど知られていない。シュリー、サン・ピエール、カント、ルソー、サン・シモン、クーデンホーフ・カレルギーらの統一構想と、実際に統合の扉を開いた人々の軌跡を追うことにより、ときおり足踏みをしながらも、前進を続けるヨーロッパ統合の「理念」について考える。
目次
- 第1章 序論—中世にさかのぼる起源
- 第2章 アンリ四世の威光のもとに
- 第3章 ふたりのクウェーカー教徒
- 第4章 サン=ピエールとルソー
- 第5章 英国をモデルとして
- 第6章 第一次世界大戦の影
- 第7章 EC統合の実現に向けて
- 第8章 結論—永続的な諸問題
「BOOKデータベース」 より