男性同盟と母権制神話 : カール・シュミットとドイツの宿命

書誌事項

男性同盟と母権制神話 : カール・シュミットとドイツの宿命

ニコラウス・ゾンバルト [著] ; 田村和彦訳

(叢書・ウニベルシタス, 441)

法政大学出版局, 1994.7

タイトル別名

Die deutschen Männer und ihre Feinde : Carl Schmitt, ein deutsches Schicksal zwischen Männerbund und Matriarchatsmythos

男性同盟と母権制神話 : カールシュミットとドイツの宿命

タイトル読み

ダンセイ ドウメイ ト ボケンセイ シンワ : カール・シュミット ト ドイツ ノ シュクメイ

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注記

原書 (München : Carl Hanser, c1991) の全訳

本文中に引用されたカール・シュミットの著作: p491-494

内容説明・目次

内容説明

人間の両性性を無視し、〈女性的なもの〉の徹底した排除と抑圧によって成立したドイツの近代—その倒錯し矛盾にみちた精神史・心性史を、シュミットの著作に秘められた暗示を読み解きながら描き出す。

目次

  • 序章 カール・シュミット—あるドイツ的宿命
  • 第1章 軍人と市民
  • 第2章 政治的ロマン主義
  • 第3章 政治神学
  • 第4章 カオスへの不安
  • 第5章 真の敵オットー・グロース
  • 第6章 テオドーア・ドイブラーの『北極光』—カール・シュミットの著作
  • 第7章 政治的なものの概念
  • 第8章 権力の前庭
  • 第9章 トラウマ的状況
  • 第10章 リヴァイアサンとの駆け引き
  • 第11章 ユダヤ人とドイツ人
  • 第12章 海への転向
  • 第13章 ハムレット
  • 第14章 最終劇

「BOOKデータベース」 より

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