書誌事項

トクヴィル伝

アンドレ・ジャルダン著 ; 大津真作訳

晶文社, 1994.7

タイトル別名

Alexis de Tocqueville, 1805-1859

タイトル読み

トクヴィル デン

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注記

原著(Hachette, 1984年刊)の全訳

年表: p653-663

参考文献: 巻末pxxxiii-xxxv

人名索引: 巻末pi-xxxii

内容説明・目次

内容説明

アレクシ・ド・トクヴィル。1805‐1859。歴史家として、政治家として、民主主義による自由の実現の可能性を徹底的に追究した人。革命に揺れる19世紀フランス。市民階級の台頭に未来を見出した名門貴族の青年トクヴィルは、新世界アメリカを旅する。その成果である『アメリカにおける民主主義』は20世紀の大衆社会を予見した名著として、そしてもうひとつの大著『旧制度と大革命』は今日の「新しい歴史学」の源流として、今こそ、再評価されるべき時を迎えている。民主主義の本質と限界を鋭く洞察したその思想の全貌を、未発表の書簡・史料を駆使して実証する、初の決定的評伝。

目次

  • 第1部 トクヴィルの思想形成(大革命をくぐり抜けた貴族の家庭;父の経歴;家庭環境;教育と解放;ヴェルサイユと1830年革命;アメリカヘの出発)
  • 第2部 アメリカへの旅と『アメリカにおける民主主義』(アメリカ—滞在の最初の時期;五大湖の大自然;カナダ探訪;ボストンの民主制分析;西部と南部の開拓民;フランスへの帰国と『刑務所制度』;『アメリカにおける民主主義』;政界の寵児)
  • 第3部 ヴァローニュの下院議員(政界いり;下院への登場;アルジェリア植民地問題;内閣との対立;トクヴィルの私生活;政治活動)
  • 第4部 第二共和制下のトクヴィル(1848年革命;外務大臣;共和制の終焉)
  • 第5部 政治への訣別(トクヴィルと第二帝政;『旧制度と大革命』;森の城館;カンヌ客死)

「BOOKデータベース」 より

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