赤狩り時代の米国大学 : 遅すぎた名誉回復

書誌事項

赤狩り時代の米国大学 : 遅すぎた名誉回復

黒川修司著

(中公新書, 1194)

中央公論社, 1994.7

タイトル読み

アカガリ ジダイ ノ ベイコク ダイガク : オソスギタ メイヨ カイフク

大学図書館所蔵 件 / 214

この図書・雑誌をさがす

注記

マッカーシーイズム関係の文献:p227-225

内容説明・目次

内容説明

1990年、ミシガン大学の米国大学教授連合支部の機関誌に、赤狩りの犠牲者3名の名誉回復の記事が出た。これがきっかけで著者は、米国が今も後ろめたく感じているマッカーシーイズムの時代に、米国の教官、大学、そして団体が学問の自由にいかに対応したかを探り、米ソのデタントが成立し、共産主義に非寛容でなくなった時点まで跡づけている。同時に、民主主義の国=米国がもつ衆愚政治への危険性にも、目を向けさせてくれる。

目次

  • プロローグ マッカーシーイズムとの出会い
  • 第1章 州政府による「赤狩り」
  • 第2章 下院非米活動委員会による「赤狩り」
  • 第3章 「学問の自由」の擁護者—米国大学教授連合
  • 第4章 反共産主義立法と下院非米活動委員会
  • 第5章 赤狩りの代名詞「マッカーシーイズム」
  • エピローグ マッカーシー失脚のあと

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ