李卓吾 : 明末の文人 : 中国にとって思想とは何か
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書誌事項
李卓吾 : 明末の文人 : 中国にとって思想とは何か
(中公新書, 1200)
中央公論社, 1994.8
- タイトル別名
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明末の文人李卓吾 : 中国にとって思想とは何か
- タイトル読み
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リ タクゴ : ミンマツ ノ ブンジン : チュウゴク ニ トッテ シソウ トワ ナニ カ
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注記
主な史料・参考文献: p217-221
内容説明・目次
内容説明
明末中国は既成の世界観が崩壊し、すべての価値観の再編が迫られる時代であった。五十歳を過ぎて「求道の巡礼」に向った李卓吾は、「知」と「言」の乖離する時代精神に抵抗して儒教の裏切者、異端と迫害され、ついに自刎した文人である。高踏的反俗性と草の根気質が合体した過激な言動は狂者を思わせたが、人間存在の意味を問う「性命の道」を貫いた後半生は中国哲学史の主流に連なり、そのラディカリズムは数百年を経て今日に蘇える。
目次
- 序章 十六世紀の鼓動
- 第1章 友を求める旅
- 第2章 求道者の生と死
- 第3章 生身の思想
- 第4章 徳川日本によせた波紋
- 終章 李卓吾の後裔たち
「BOOKデータベース」 より