ミラノ霧の風景
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ミラノ霧の風景
(白水Uブックス, 1028 . エッセイの小径||エッセイ ノ コミチ)
白水社, 1994.9
- タイトル読み
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ミラノ キリ ノ フウケイ
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内容説明・目次
内容説明
記憶の中のミラノには、いまもあの霧が静かに流れている—。ミラノをはじめ、各地で出会った多くの人々を通して、イタリアで暮した遠い日々を追想し、人、町、文学とのふれあいと、言葉にならぬため息をつづる追憶のエッセイ。時の流れが記憶の中で凝縮され,静かにゆっくりと熟成する。やがてそれらの記憶は、霧の日に作ったポレンタの匂いやペルージャの町の菩提樹の花の薫りとなって蘇る。講談社エッセイ賞、女流文学賞受賞。
目次
- 遠い霧の匂い
- チェデルナのミラノ、私のミラノ
- プロシュッティ先生のパスコリ
- 「ナポリを見て死ね」
- セルジョ・モランドの友人たち
- ガッティの背中
- さくらんぼと運河とブリアンツァ
- マリア・ボットーニの長い旅
- きらめく海のトリエステ
- 鉄道員の家
- 舞台のうえのヴェネツィア
- アントニオ大聖堂
「BOOKデータベース」 より