EUを創った男 : ドロール時代十年の秘録

書誌事項

EUを創った男 : ドロール時代十年の秘録

チャールズ・グラント著 ; 伴野文夫訳

(NHKブックス, 738)

日本放送出版協会, 1995.6

タイトル別名

Delors : inside the house that Jacques Built

タイトル読み

EU オ ツクッタ オトコ : ドロール ジダイ ジュウネン ノ ヒロク

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注記

原著の抄訳

EC・EU関連用語: p287-289

ヨーロッパ連合への歩み(ドロール時代10年の年表): 巻末piii-iv

内容説明・目次

内容説明

ジャック・ドロールが創りあげたEU(欧州連合)は、一九九五年から新規加盟の三か国を加えて、欧州統合という野心的な目標に向けて歩みはじめている。ヨーロッパの通貨統合、政治連合に道を開く交渉は、決して平坦なものではなかった。ミッテラン、コール、サッチャーら十二か国の首脳とドロールの間には、一国の主権と共同体の理念をかけた葛藤が続いた。交渉を合意に導くための妥協や駆け引きを克明に追究した本書は、ヨーロッパ現代史の理解に欠かせない貴重な外交秘録である。

目次

  • 序章 連邦は主権国家を超えられるか
  • 第1章 ヨーロッパは再び燃える
  • 第2章 ヨーロッパ連邦をめざせ
  • 第3章 マーストリヒトへの道
  • 第4章 小さなデンマークの大きな一撃
  • 第5章 ドロール時代の終焉
  • むすび 連邦ヨーロッパの行方
  • ジャック・ドロールの人物像

「BOOKデータベース」 より

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