古代中国の刑罰 : 髑髏が語るもの

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古代中国の刑罰 : 髑髏が語るもの

冨谷至著

(中公新書, 1252)

中央公論社, 1995.7

タイトル読み

コダイ チュウゴク ノ ケイバツ : サレコウベ ガ カタル モノ

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内容説明・目次

内容説明

洛陽南郊にある後漢時代の墓坑から出土した労役刑徒たちの多数の髑髏、埋葬者の履歴・刑名を刻んだ磚。西安郊外にある前漢景帝の陽陵付近から出土した刑具をつけた白骨遺体。湖北雲夢県睡虎地出土の秦代官吏の遺骨とおびただして竹簡。本書はこれらを地下からのメッセージとし、春秋公羊伝の伝義「春秋の義」を鑑に、秦漢時代の刑罰がいかなる体系をもち、いかに執行されたかを明らかにし、さらに西欧と中国の刑罰の差異にも及ぶ。

目次

  • 第1章 地下からのメッセージ
  • 第2章 秦漢の刑罰
  • 第3章 心情への科罰
  • 第4章 ロンドン塔と万里の長城—刑罰の東西

「BOOKデータベース」 より

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