書誌事項

英文法の謎を解く

副島隆彦著

(ちくま新書, 041, 106, 171)

筑摩書房, 1995.8-1998.8

  • [正]
  • 完結

タイトル読み

エイブンポウ ノ ナゾ オ トク

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内容説明・目次

巻冊次

[正] ISBN 9784480056412

内容説明

なぜ日本人は英語がうまくならないのだろうか。なぜ珍妙な和製英語がこうも街なかに氾濫しているのだろうか。日本の英語教育における基礎工事の欠陥こそが、その元凶であろう。もう一度「英文法の基礎」の根源的理解に立ちもどって、土台から立てなおす必要があるのではないか。中世ヨーロッパ以来の文法学論争を踏まえつつ、わが国の英文法理論がかかえる混迷と謎に鋭く迫るとともに、基本動詞から比較級・仮定法にいたるまで、英文法の基本体系のエッセンスを説き明かす。ここからはじまる「基礎英文法」再入門。

目次

  • 第1章 なぜ、日本人は英語がへたなのか
  • 第2章 haveについて考える
  • 第3章 I am happy.は「私は幸せです」ではない
  • 第4章 基本的な動詞の使い方を知ろう
  • 第5章 文型理論と品詞分類法は違う
  • 第6章 Itとpeopleについて考える
  • 第7章 日本人だけしか使わないヘンな英語
  • 第8章 仮定法はなぜむずかしいか
  • 第9章 英語文法理論の体系
  • 第10章 文型理論と「第五文型の文」
  • 第11章 比較の表現
巻冊次

続 ISBN 9784480057068

内容説明

英文法の基本体系のエッセンスを説き明かして好評の前作につづく第2弾!「日本人しか使わないヘンな英語」を槍玉に挙げ、さらに独創的着想に磨きをかけた「発音論」から「英文法とドイツ文法の関係」「日本の英語教育がかかえる深刻な問題点」にいたるまで、白熱の講義を展開する。わが国の英文法理論がかかえる混迷と謎に鋭く迫るとともに、日本人論・日本文化論にも説きおよぶ。ますます舌鋒鋭く冴えわたる基本英文法の徹底講義パート2。

目次

  • 第1章 存在のbeについて考える
  • 第2章 英文法とドイツ文法の関係について考える
  • 第3章 日本人だけしか使わないヘンな英語
  • 第4章 seemとlookはきわめて重要な動詞である
  • 第5章 goodとbad論—倫理判断と価値判断のちがい
  • 第6章 the wayとhowの関係について考える
  • 第7章 基本動詞の使い方について考えよう
  • 第8章 ラテン語文法の「格」と英文法の「文型」について
  • 第9章 英語の音声について—発音論
  • 第10章 日本の英語教育が抱える深刻な問題点
巻冊次

完結 ISBN 9784480057716

内容説明

英文法はなんといっても基本語の理解が大切だ。冠詞と定冠詞をはじめ、可算名詞と不可算名詞、助動詞の使い方、数量表現の基本、仮定法や第五文型論の簡明な復習にいたるまで、熱意ある読者の質問や要望に応えて、英文法の土台となる基本のエッセンスをさらにわかりやすく徹底講義。好評の前著『英文法の謎を解く』『続・英文法の謎を解く』に続く、「副島英文法」シリーズ3部作の待望の完結編。

目次

  • 第1章 「人、人間」を表すoneとa person
  • 第2章 冠詞a theと複数形の‐sの問題はやっぱり奥が深い
  • 第3章 基本語のAll→Many→Some→Noをシステムとして理解する—数量表現の基本
  • 第4章 I am a Japanese.「私は日本人です」は間違い英文らしい
  • 第5章 ここで煙草をすってもいいですか
  • 第6章 mind論—mindは心ではない頭の中の思考力のことである
  • 第7章 「これを英語でなんと言うの」—What’s the English for this?
  • 第8章 第五文型論再説
  • 第9章 人間の感情・判断を表す動詞

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN13007824
  • ISBN
    • 4480056416
    • 4480057064
    • 4480057714
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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