なぜ経済学は自然を無限ととらえたか

書誌事項

なぜ経済学は自然を無限ととらえたか

中村修著

日本経済評論社, 1995.9

タイトル読み

ナゼ ケイザイガク ワ シゼン オ ムゲン ト トラエタカ

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注記

参考文献: p245-247

内容説明・目次

内容説明

本書ではエントロピー論を用いて経済学批判をおこなった。エントロピーとは熱力学の概念で、経済活動でもたらされる物質やエネルギーの劣化の指標として経済学は利用できる。常識で考えれば有限な地球の上で経済が無限に成長することなどありえなった。持続的な経済社会の建設に向けてまず必要なことは、経済学者が論じる「成長」が非科学的な産物であることを証明することであり、本書ではその証明に全力を注いだ。

目次

  • 1章 エネルギー消費の経済発展—経済学における生産と消費の逆転
  • 2章 自然破壊をともなう経済発展—破壊を生産とみなす経済学
  • 3章 経済学における無限の自然
  • 4章 経済学への熱力学的制約
  • 5章 未来の希望を示す農学

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN13151900
  • ISBN
    • 9784818808140
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xiii, 256p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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