医学は何ができるか
著者
書誌事項
医学は何ができるか
晶文社, 1995.10
- タイトル別名
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The youngest science : notes of a medicine-watcher
- タイトル読み
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イガク ワ ナニ ガ デキルカ
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内容説明・目次
内容説明
ニューヨークの町医者の家に生まれ、医学を志したトマス青年。彼の前には、1930年代の生物学や免疫学の成果をふまえた、あたらしい医学の可能性が洋々と広がっていた。死の病が、新開発の抗生物質で完治する。インターン時代、この革命的なできごとを目のあたりにし、彼はさまざまな研究に没頭する。だが「患者あっての医師」という態度は崩れない。それは、往診に駆けまわる父と、看護婦だった母の姿から学んだのだ—。臨床の現場と病理学の研究室を軽やかに行き来した著者が、生命と病気をめぐる興味ぶかいエピソードをまじえながら、自らの歩みを振り返る。「いちばん若い科学」である西洋医学の20世紀史。
目次
- わが町フラッシング
- 父は町医者
- 医学が科学になるまえ
- 病気は治せる
- インターンに休日はない
- 医者のしごと
- 私は看護婦の味方
- 神経学と免疫学への旅
- 沖縄戦線での研究生活
- 引っ越し人生〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より