ニュー・アメリカニズム : 米文学思想史の物語学
著者
書誌事項
ニュー・アメリカニズム : 米文学思想史の物語学
青土社, 1995.11
- タイトル別名
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New Americanist poetics
ニューアメリカニズム
- タイトル読み
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ニュー アメリカニズム : ベイブンガク シソウシ ノ モノガタリガク
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注記
参考文献: 巻末p14-46
内容説明・目次
内容説明
魔女狩り、インディアン、奴隷の記録から古典文学、大衆小説、冷戦以後の批評理論まで、アメリカにおける歴史や文学の「語り方」は、独立革命以前につくられた一群の「体験記」の伝統に統御されている—フーコー、デリダ、ド=マンの理論を再検討し、新歴史主義以後の視野から、従来の文学史 文化史を覆す、批評理論の最前線。
目次
- 序章 冷戦以後の魔女狩り
- 1 アメリカン・バロック—コットン・マザーの『キリスト教科学者』と疫病体験記の伝統
- 2 荒野に消えたマリア—メアリ・ホワイト・ローランドソンの自伝とインディアン捕囚体験記の伝統
- 3 モダン・プロメテウスの銀河系—ベンジャミン・フランクリンの戯作と開拓体験記の伝統
- 4 共和制下のアンチ・ロマンス—タビサ・ギルマン・テニーの『ドン・キホーテ娘』と誘惑体験記の伝統
- 5 モルグ街の黒人—エドガー・アラン・ポウの探偵小説と殺人体験記の伝統
- 6 屋根裏の悪女—ハリエット・アン・ジェイコブズの自伝と奴隷体験記の伝統
- 終章 ニュー・アメリカニズム
「BOOKデータベース」 より