重力と恩寵
著者
書誌事項
重力と恩寵
(ちくま学芸文庫, [ウ-5-1])
筑摩書房, 1995.12
- タイトル別名
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La pesanteur et la grâce
重力と恩寵 : シモーヌ・ヴェイユ『カイエ』抄
- タイトル読み
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ジュウリョク ト オンチョウ
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注記
その他のタイトルはカバージャケットによる
原著(Plon, 1960)第2版の翻訳
年譜: p371-377
参考文献: p379-381
底本は「重力と恩寵」(講談社, 1974年1月刊)
内容説明・目次
内容説明
「重力」に似たものから、どうして免れればよいのか。—ただ「愚寵」によって、である。「恩寵は満たすものである。だが、恩寵をむかえ入れる真空のあるところにしかはって行けない」「そのまえに、すべてをもぎ取られることが必要である。何かしら絶望的なことが生じなければならない」。真空状態にまで、すべてをはぎ取られて神を待つ。苛烈な自己無化への志意に貫かれた独自の思索と、自らに妥協をゆるさぬ実践行為で知られる著者が、1940年から42年、大戦下に流浪の地マルセイユで書きとめた断想集。死後、ノート(カイエ)の形で残されていた思索群を、G・ティボンが編集して世に問い、大反響を巻き起こしたヴェイユの処女作品集。
「BOOKデータベース」 より