「清朝考証学」とその時代 : 清代の思想
著者
書誌事項
「清朝考証学」とその時代 : 清代の思想
(中国学芸叢書, 2)
創文社, 1996.1
- タイトル別名
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Farewell to Emperor Ch'ien-lung : classicists and their days in the late 18th century
清朝考証学とその時代 : 清代の思想
- タイトル読み
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シンチョウ コウショウガク ト ソノ ジダイ : シンダイ ノ シソウ
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注記
文献: p262-272
その他のタイトルは箱に記載あり
内容説明・目次
内容説明
中国の経学は漢唐訓詁学から宋明性理学、清朝考証学へと変容しつつ展開してきた。考証学は漢代の許慎や鄭玄に結実した「古文学」の方法を再生させ、本来は音記号であった古代言語の音韻体系を明らかにして、古代文献の文字面を生きて震える「声」の世界へと透かすことを可能にした革新的な学術運動であった。強力な異民族支配の下、知識人たちは何を感じ考えて経書と向き合い、古の生身の聖人の心に共振したのか張り詰めた時代の空気のなかで、中国の近代学問を生み出した学者たちの自由な息づかいを同時代史料により再現、考証学の核心に迫る。
目次
- 1 北京の春に集う
- 2 経学と小学
- 3 北京と江南で
- 4 旅の空に
「BOOKデータベース」 より