虚空蔵菩薩信仰の研究 : 日本的仏教受容と仏教民俗学
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虚空蔵菩薩信仰の研究 : 日本的仏教受容と仏教民俗学
吉川弘文館, 1996.2
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虚空蔵菩薩信仰の研究
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コクウゾウ ボサツ シンコウ ノ ケンキュウ : ニホンテキ ブッキョウ ジュヨウ ト ブッキョウ ミンゾクガク
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Note
付: 文献等の注: 各章末. 成稿一覧: p547〜549. 索引(事項,社寺・地名,人名,書名): 巻末
平成7年度文部省科学研究費補助金「研究成果公開促進費」の交付を受けて刊行されたもの
Description and Table of Contents
Description
広大無辺の功徳を包蔵するという、虚空蔵菩薩。その信仰は、修験・寺僧らの仲介により鰻食物禁忌や十三参り・十三仏信仰などの日本的「仏教民俗」を醸成した。仏教が日本化する道筋をたどり、仏教民俗学の新地を切り拓く。
Table of Contents
- 第１部 虚空蔵信仰の歴史的展開（教理体系としての虚空蔵信仰；秦氏と虚空蔵信仰—宇佐八幡・虚空蔵寺をめぐって；古代仏教の密教的性格と虚空蔵信仰—修験道成立前史；中世修験の動態と虚空蔵信仰—岐阜県高賀山信仰を中心として；十三塚と十三仏—密教的浄土観の成立；修験の土着化と虚空蔵信仰—羽前置賜地方「高い山」行事の周辺）
- 第２部 虚空蔵菩薩と民俗信仰（寺院信仰としての虚空蔵信仰；鰻と虚空蔵信仰—除災信仰（１）；星と虚空蔵信仰—除災信仰（２）；殖産技術伝承と虚空蔵信仰—福徳信仰（１）；虚空蔵信仰の作神的展開—福徳信仰（２） ほか）
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