ムッソリーニ : ファシズム序説
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ムッソリーニ : ファシズム序説
(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 130)
清水書院, 1996.3
- タイトル読み
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ムッソリーニ : ファシズム ジョセツ
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注記
ムッソリーニ年譜: p203-218
参考文献: p219-221
ベニート=ムッソリーニの肖像あり
内容説明・目次
内容説明
「古代ローマの栄光」を夢みて、イタリアの若き日のベニート・ムッソリーニは「すべては国家の中にこそ存在する。人間も精神も国家を離れては存在しえない」とするファシズム全体主義を創始し、「ファシズムは実践である」と政治に乗り出す。その姿をドイツのアドルフ=ヒトラーは羨望の目で仰ぎ見ていた。やがて英米仏の先発資本主義国に追いつこうとするそのイタリアとともに、同じ後発資本主義国ドイツ、日本が手を結び、歴史は史上最大の第二次世界大戦へとつき進む。結果は日独伊の全体主義体制が英米仏などの民主主義体制に敗北する。だがその後も、ファシズム思想とその手法は、さまざまの姿や形を変えて生き続けている。いまここにムッソリーニが展開した政治過程をみることにより、我々はファシズムの何たるかを歴史に即して理解することができる。
目次
- 序にかえて ムッソリーニとファシズムの今日的意義
- 1 近代国家に向けて
- 2 政治家としての登場
- 3 ファシズムへの道
- 4 統帥として
- 5 第二次世界大戦とムッソリーニ
「BOOKデータベース」 より