近代ドイツ公教育体制の再編過程

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近代ドイツ公教育体制の再編過程

遠藤孝夫著

創文社, 1996.2

Other Title

Der Erneuerungsprozeß des öffentlichen Bildungssystems in Preußen zur Zeit des Kaiserreichs

Title Transcription

キンダイ ドイツ コウキョウイク タイセイ ノ サイヘン カテイ

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Note

主要参考文献: 巻末p23-31

付録 (巻末p32-34) : プロイセン衆議院(下院)および帝国議会の政党別議席数. 第二帝政期プロイセン文部省主要人名一覧. 第二帝政期プロイセン地方教育行政機構図

Description and Table of Contents

Description

本書は、一九九五年一月に東北大学大学院教育学研究科に提出して、同六月に博士(教育学)の学位を授与された学位請求論文(「第二帝政期プロイセンにおける公教育体制の再編とその構造—民衆学校の維持・管理機構の法制化過程に注目して—」)に若干の補正を施し、表題を改めて刊行したものである。内容は、ドイツ第二帝政期(一八七一‐一九一八年)のプロイセン邦において、国家と教育の関係の在り方、つまり公教育体制が如何なる教育上の問題構造の中で、どのように再編されていったのかを、教育法案の議会審議過程の分析を通して解明しようとするものである。

Table of Contents

  • 序章 本研究の課題と構成
  • 第1章 ドイツ帝国の成立と公教育体制の再編の模索
  • 第2章 1880年代における保守派の台頭と教育行財政制度の再編
  • 第3章 「包括的民衆学校法」制定の挫折と初等教育の条件整備
  • 第4章 学校維持法の成立(1906年)と民衆学校の維持・管理機構の法制化
  • 終章 第二帝政期プロイセンの公教育体制の再編とその構造

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